研究業績表彰受賞・交流研究助成受領者

平成11年度 助成および表彰

平成12年3月9日(木)、第3回となる平成11年度の助成・表彰は、「先端デバイス」「システムLSI」「光エレクトロニクス」のいずれかの分野に従事している研究者を対象に公募・選考し、4部門合計52名の国内外研究者に対して総額2,705万円の助成金・表彰金を贈呈しました。

研究業績表彰 総額500万円

我が国の大学、国公立研究所等の研究機関において、研究交流に基づき顕著な業績をあげつつある研究者を表彰するものです。

(敬称略)

丸文学術賞
(賞状、賞金 200万円および記念品 受賞者1名)

伊藤 治彦(38歳・日本)
東京工業大学 大学院総合理工学研究科 助教授

近接場光による原子操作とアトム・フォトニクスの開拓

丸文研究奨励賞
(賞状、賞金 100万円および記念品
 受賞者3名/賞金合計300万円)

馬場 俊彦(37歳・日本)
横浜国立大学 工学部 電子情報工学科 助教授

マイクロ構造光デバイスを基本とするフォトニック集積手法の開拓

平川 一彦(40歳・日本)
東京大学 生産技術研究所 助教授

テラヘルツ領域における量子ナノ構造の物性解明とそのデバイス応用に関する研究

平本 俊郎(39歳・日本)
東京大学 大規模集積システム設計教育研究センター 助教授

シリコン単電子デバイスとそのVLSIデバイスへの応用に関する研究

研究業績表彰 応募要領はこちら

交流研究助成
 満年齢原則35歳以下: 受領者12名/助成金合計1,500万円

我が国の大学、国公立研究所等の研究機関が、研究交流を目的として海外から受け入れる外国人研究者、もしくは海外へ派遣する日本人研究者の研究費等を助成するものです。

(敬称略)

伊藤 治彦(32歳・日本)
名古屋市工業研究所 研究員 名古屋大学と交流研究

ラジカル制御技術を用いた新しいダイヤモンド薄膜形成とそのフラットパネル・ディスプレイデバイスへの応用

川崎 宏治(33歳・日本)
理化学研究所 半導体工学研究室 共同研究員

極微細結合量子ドットを用いた量子ビットの形成と量子相関デバイスの作製と応用に関する研究

金 相宰(33歳・韓国)
東北大学 電気通信研究所 JST派遣研究員

積層構造を用いた単電子トンネル現象の研究

顧 忠沢(31歳・中国)
(財)神奈川科学技術アカデミー 光科学重点研究室 研究員

光スイッチング機能を有する分子性金属、分子性超伝導の開発

クンドウ マニシャ(33歳・インド)
電気通信大学 サテライトベンチャービジネスラボラトリー 研究員

Ni(111)およびSi(001)基板上のSiO2単結晶薄膜の作製

沈 旭強(35歳・中国)
電子技術総合研究所 材料科学部 産業技術研究員

分子線エピタキシー法による窒化物半導体電子デバイスの作製に関する研究

張 守進(38歳・台湾)
東京大学 先端科学技術研究センター フォトニクス材料分野 客員研究員

SiGe/Siヘテロ構造を用いた超高速光・電子デバイス材料に関する研究

趙 聖学(30歳・韓国)
理化学研究所 レーザ物理工学研究室(JRA)

高強度フェムト秒レーザ誘起プラズマチャネリングによる新しい光デバイスの開発

張 鳳遠(33歳・中国)
名古屋大学大学院 ベンチャービジネスラボラトリー 研究員

半導体レーザ吸収分光法による極超音速流状態量の高速同時計測

ブルース J. ハインズ(31歳・アメリカ)
東京工業大学 量子効果エレクトロニクス研究センター JST 特別研究員

ダブルゲートトレンチ構造ナノ結晶シリコン単電子メモリの研究

尹 聖民(29歳・韓国)
東京工業大学 大学院総合理工学研究科 電子システム専攻

強誘電体ゲートFETを用いた適応学習型ニューロン回路の作製に関する研究

ルクレスク カタリン ロメオ(27歳・ルーマニア)
東北大学 素材工学研究所 研究所等研究員

レーザアブレーション法による次世代窒化物半導体材料開発と素子応用の研究

交流研究助成 応募要領はこちら

国際交流助成(海外旅費)
 受領者25名/助成金額505万円を助成しました。
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産学官交流助成(国内旅費)
 受領者11名/助成金額200万円を助成しました。
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